正直なところ、撮影している時点では初見の生き物でした。上の黄色っぽいものとその下のピンク~紫縞のものの関係も良く分からず。さすがに素手で触るのは気が引けて、近くにあった木の枝でそっと突いてみると動くので、生き物と判断できたぐらいです。
帰宅して調べた結果オオゲジ、つまりゲジゲジと呼んでいる代物であろうことが判明しました。生れたてなので綺麗なものです。でも気分がすぐれない方は閉じてください。
上にあるのは脱皮する前の抜け殻、通常はこんな黄褐色の姿なのです。

脱皮するたびに肢の本数を増やし、最終的に15対になるといい、数えてみるとアップした画像の場合は大人になった完成形です。長い触角があるので頭部がどっちか判別できるぐらい、頭と尾の区別がつきにくい体型です。意外と敏捷に動き、好物はゴキブリらしい。ゴキブリの天敵はアシダカグモといい、このオオゲジといい、そろってマニアックすぎ。

あなたはゴキブリをとりますか、ゲジゲジをとりますか、アシダカグモをとりますか。
全部遠慮しますって? そうですか