
重さも自分と同じ位あるのではないでしょうか。クモの肢が長く伸びて草叢を移動するのは難儀そうです。これだけ大きいと抱え込んで飛び上るのは無理なのでしょう。

クモは幼虫の食糧とし、成虫は花粉などを食している模様。
pagetop ↑
1月は命の誕生を象徴し、3月、5月は子供の成長、7月は男女の邂逅を、そして9月は長寿がテーマになって、一年のうちに人生の節目を暗示しているようでもあります。
1月7日 七草
3月3日 桃の節句、雛祭り
5月5日 端午の節句
7月7日 七夕
9月9日 重陽、菊の節句 お九日(くんち)とも
さて、
大きなハチ、オオモンクロクモバチが葉の上で身繕いをしていました。クモバチは粘糸を武器とするクモを相手にするせいか、身繕いして油分?を躰に塗りたくる姿を良く目にします。

こちらは網をつくらないハシリグモの一種、多分イオウイロハシリグモを仕留めた場面。既にクモの方は動きを制限されてほとんど動きません。周りを巡ってあちこち脚の付け根の部分をくわえたりし、麻酔のきき具合を確認しているようでした。
クモが保護色で見にくいかもしれません。大きなハチに遜色のないベージュ色のクモが横たわっています。こんな大きな獲物、引きずっていけるのでしょうか。

暫くしてハチはどこかに飛んで行ってしまいました。察するに予め手配した巣穴の状態をチェックしに行ったのでしょう(こんな大きな獲物をつかまえちゃって、巣の大きさは大丈夫だったっけ?)。 あるいは重量級の荷物を運ぶに先立ち、どこかで勇気・気力を奮い立たせているかも知れない。

どうも戻って来そうにないのでクモだけの写真を撮ってお別れです。