大きな鳥です。
野鳥の範疇に入るのか微妙な気がします。コブハクチョウは元々ユーラシア大陸の温帯以北に分布している種です。その他の地にいるものの大部分は、動物園から逃げ出したりした子孫とのこと。

特に餌付けされている風には見えず、何らかの理由からさして広くないこの湖にやって来て、思いのほか食料(植物)は豊富だし、危険は少ないし、日陰もあるしなどと思って居ついてしまったのでしょうか。

この場面では直ぐそばで、公園を維持管理する作業員の人がボートに乗り、水中に繁茂した水草を掻きとって整理していました。
首が長く背中から尾羽かけての優美なシルエットは、紛れなくハクチョウです。

飛んだりしないのでしょうか。ならば離陸時にハクチョウ同様に助走が必要なこんなものを。羽田から飛び立つA340、ミュンヘンへの旅路です(2014.11月)
