後翅を白くしたカバマダラというところ。カバマダラは日本では八重山列島の産で、九州にも良く飛んでくるようです。このカバマダラ似はSBGから北にあるマレーシアとかタイに飛ぶのでしょうか。
さて長々と、しかも2回に分けて引っ張って来たSBG(シンガポール植物園)のシリーズもここまでで終わりに致します。撮影したほぼすべての種類をアップしたので、自分の記録としては満足。
名前が分ったもの、未だに分らぬもの合わせてこんな感じになりました。
鳥・動物: 29
蜻蛉: 7
蝶: 10
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計 46種
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イワサキタテハモドキは明るい開けた場所にいました。
外(裏)側にオレンジの斑点が並んで中は白いドットです。そして後翅に白い斑紋が現れます。
前翅の縁に波型の雫が垂れたような模様があるのはタテハモドキに似ています。
翅裏に水色の小さな斑紋があるルリモンジャノメは、開いた場面を見せてくれません。
ペレアコイナズマ
表のギザギザ模様を稲妻に見立てたのでしょうか。こちらは逆に裏が見えません。
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オジロシジミ、日本の分布は南西諸島です。
チビフタオチョウは獣糞に来ていました。ハイキー画面から想像できるように、日差しが強くて汗だくになりました。
その一方林の中、光の届きにくい木蔭にひっそり止まっていたベニモンシロチョウです。これに似た種類は日本(私のレパートリー)にはいませんね。
明るさが不足気味で画像の粒子が粗くなっています。
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ウラベニヒョウモンと思われるヒョウモンチョウです。日本では南西諸島に飛んでくるケースがあるようです。
日本では奄美群島以南に分布するミナミキチョウ、または八重山列島以南に棲むタイワンキチョウかも知れません。いずれにしても日常よく目にするキタキチョウに似ていました。
こちらはタテハモドキ、九州以南に分布します。私の近くでは多摩動物公園の温室で飼育されているのを見ることが出来ます。