
空中での勝負にけりがつかずそのままくんずほぐれつの状態で地上に落ちてきます。

そしてカメラを構える余裕があるくらい戦っていました。
人間のように眉根を寄せたり口をへの字に曲げたりしませんから、一生懸命戦っているにも関わらず何かユーモラスに見えます。

致命傷を与える場面がないのは、メジロ的付き合いのうちなのでしょうね。一本の木に群れてテリトリー争いは考えられないし、♀を巡る争いの可能性は個体識別できない見学者としては判断出来かねるところで、結局何のために争うのか分らず仕舞いです。

ともあれ見せ場を作ってくれたメジロに感謝です。
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一月になってやや萎れ気味の木の実は熟した状態で残っているものもあれば

口に含んでから「食える代物じゃない」と、想定外の味がするものも混じっていて、そんなときは「ペッ!」と吐き出してしまいます。
左横に飛ばされた実が見えます

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そこに去年と同じように20羽ほどのメジロが集まっていました。その中に嘴を枝に打ちつけたりしているメジロが一羽いて、よく見ると何かをくわえているようです。

何枚か撮った写真の一部を拡大してみました。翅が付いた昆虫、ハチか羽アリかと思います。どさくさに紛れてじゃないですけれど、蜜吸いに奔走してると思いきゃしっかり他の目ぼしい食料にも注意を向けているのです。

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秋が終わって冬を迎えていますから、実はとうに完熟を通り越して萎れつつあります。

1mに満たない低木には他の鳥たち、例えばヒヨドリなどがあまり近寄らずメジロの独壇場になっていました。

大人の事情で掲載が今頃になってしまい止めようかとも思ったのですが、この色合いが没にするには勿体無い。