大きなカワセミをショウビンと呼ぶそうです。漢字はカワセミもショウビンも「翡翠」。「翡」は緋色、「翠」は青緑色、カワセミの胸から腹にかけての橙と背側の青緑からこの字を充てたのでしょうね。ヒスイの青緑色に似た鳥ではなく、先に鳥の翡翠がいて、宝石はカワセミを類推させることから名付けられたようです。

それでこの鳥はアオショウビン(青翡翠)です。林の中、木の枝に止まっていました。水辺に棲む獲物だけでなく、林に中にいる生き物も狩の対象にするのでしょう。

ところで、先日記載したシンガポールのバス事情に続き、オススメのMRTについて少し。MRTは地下鉄に近く中心街では地下を、郊外では地上を走る電車で、5路線あります。名称も東西線、南北線、北東線、環状線、ダウンタウン線と、日本の地下鉄に似た名称です。
料金は市街地では150円程度らしいです。正直なところezlinkカードを使ったのでほとんど気にしませんでした。停車駅は全てコード化され、路線も色分けされているので、予めガイドブックなどで調べておけば、あとは車内表示を眺めていればOKです。
例えば植物園(ボタニックガーデン駅)は環状線=オレンジ車両のCC19、あるいはダウンタウン線=ブルー車両のDT9で降車します。
また、駅でも車内でも案内放送が一切ありません、素っ気ないぐらいです。これに慣れると意外に不都合は感じず、逆に日本流の過剰放送・案内≒騒音と感じるようになるかも知れない。

追記
スワン湖の真ん中にある島にカワセミがいました。カメラを持っているいないに関わらず、周りには誰もいません。好きに動けて好都合ですが、近付くことが出来なくてお手上げです。